掲載日2014年08月13日
みなさんこんにちは!みんなの森づくりHP担当の後藤です。
大型の台風11号が大分を通過して早数日が経ちます。
大分市内では、城址公園の木が倒れるという被害こそあったものの、大きな被害報告はなく、ほっと胸を撫で下ろしているところです。
さて、みなさんは
「落ち葉はゴミじゃない」
このフレーズを聞いたことがあるでしょうか?
これは「みんなの森づくり推進協議会」が掲げる合言葉です。
じゃあ落ち葉は何に変わるのか?・・・腐葉土でしょ!(某先生風)
落ち葉を集めて数ヶ月~1年ほど放置すると、微生物の力がはたらいて腐葉土ができあがります。
(この腐葉土は植物や昆虫を育てるのに最適ですよ!)
そこで、「みんなの森づくり推進協議会」では、公園内に散らばる落ち葉を集め、腐葉土にするための場所として、落ち葉集積所を市内のいくつかの公園に設置しようとしています!
今回は平成26年8月5日(火)に、「城東なかよし児童公園」と「白滝南児童公園」に落ち葉集積所を試験的に設置した様子をお伝えします。
作業は部会員(環境整備部会:詳しくは「みんなの森づくり推進協議会について」ページをチェック!)のみなさんと一緒に行いました。
まずは側面の板に、開閉口の止め具となる木の棒を設置します。
初めて使うネジ打ち機のパワーに圧倒される22歳のもやしっ子を見かねて、先輩方がコツを伝授。
ネジの上の方を軽く指で支えながらネジ打ち機のスイッチを押すと、ネジを芯でとらえることができました!
次の工程は組み立て。
板が大きいので3人がかりの作業です!ここでも先輩方の匠の技が光りました!
「どこで覚えたんだろう」と思うほどの手際のよさであっという間に外枠が組み上がりました。
出来上がった外枠を所定の位置に運んだ後、くいを打って固定しました(写真左)。
ハンマーは生まれてはじめて(以下略)なので、もちろん大苦戦・・・
「腰が入ってないぞ!!」先輩方の声援(罵声?)を受けながら、やっとこさ固定完了!!
開閉口には「とって」も取り付けました(写真右)。
四方にカバーを取り付け(写真左)、カラス除けのネットを被せる(写真右)と・・・
完成!!!
事務局職員と部会員のみなさんの汗と汗と汗の結晶です!!
写真左が城東なかよし児童公園、写真右が白滝南児童公園です。
部会員のみなさん、大変お疲れ様でした!
公園に散乱する落ち葉も工夫をすれば立派な資源になります!
落ち葉がゴミとして捨てられるのか、栄養たっぷりの腐葉土に生まれ変わるのか、それは僕たち一人ひとりの意識にかかっているのでしょう。
集めた落ち葉が腐葉土となり、みなさんのご家庭や、みなさんが暮らす自治会で植物や昆虫を育み、そして再び落ち葉として回収される・・・
このリサイクルの輪こそが、地球環境を守ることの第一歩になるのかもしれません。
まずは身近な資源から!!有効活用していきましょう。
公園で遊ぶみなさん、ぜひ落ち葉が腐葉土に変わっていく様子を見てみてくださいね!!