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豊かで美しい森づくり事業(親子で記念植樹)を実施しました

掲載日2014年12月10日

みなさんこんにちは!みんなの森づくりHP担当の後藤です。

めっきり寒くなりコタツから離れられない時期になりましたね。
コタツといえば、僕は幼い頃、コタツ布団から発生する毛玉を固めて丸めて保管する謎のクセがありました。
5・6年集め続け、お化けサイズの毛玉ができあがった頃、ついにそれが両親に見つかり、息子の将来に一抹の不安を覚えたのか、お化け毛玉を僕に内緒で燃えるゴミとして捨ててしまいました。
当時の僕はそれはもう怒り狂ったそうです。反抗期が比較的穏やかだった僕にとって、今思えばそれが最初で最後の親子ゲンカだった気がします(笑)

 

さて、今回は、平成26年11月29日(土)に実施した「豊かで美しい森づくり事業(親子で記念植樹)」についてお知らせします。

当日は6組のご家族(22名)にご参加いただきました。
天気は前日までの悪天候を覆す晴天!11月下旬とは思えないほど、暖かい日でした。
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講師の古城さんによる全体説明の後、まずは里山の中に、カキノキとクリの木を植えていきます!

まずはお父さんの見せ場!力強いスコップさばきで、ぐんぐん穴を掘っていきます。
こどもたちだって、負けてません、移植ごて片手にお父さんに負けじと掘り進めていきます。
足場が悪い場所は、日本文理大学の学生さんがお手伝いしてくれました。
一瞬業者さんかと思うほどの見事な手際でした!

 

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次は掘った穴に灰を入れ、その上に樹木を設置します。
灰を入れることで木の保水力が増し、元気に育つようになるそうです。
上から土をかぶせたら、木のそばに竹の支柱を立てます。

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お次は看板づくり。
各々植えた木の脇に立てる看板のデザインに取り掛かります。
木の名前・日付・そして木を植えた人の名前以外はフリースタイル!
それぞれのご家族のセンスが光ります。
ここで活躍したのはお母さん方とこどもたち!
中にはお母さん:レイアウト、お姉ちゃん:画伯、妹さん:マジック調達 という分業体制で取り組むご家族もありました・・・さすがのチームワーク!

 

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最後に看板を木のそばに打ち込んで完成!!
重くて扱いが難しい「かけや」ですが(経験者は語る)文理大学の学生さんや講師の方々の力を借りながら、みんなでチャレンジ!
立派な名板が出来上がりました。

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一仕事終えた後の昼休憩。
今回はNPO法人 碧い海の会のみなさんのご厚意で、「しし鍋」をいただきました。
「しし肉」というものを初めて食べたのですが、プロの手で下処理を行ったしし肉はやわらかく、独特の臭みもなく、味噌ベースのスープによくあう新食感でした(食レポ下手)。
ししのダシがよく効いたスープは体を温め、滋養強壮の効能があるしし肉は肉体労働で疲れた体に染みわたりました。
碧い海の会のみなさん、ごちそう様でした!!

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午後一番は、里山のふもとの土地にイロハモミジ・ヤマザクラ・カボス・ミカンを植樹します。

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この場所は石が多く、スコップ係のお父さん・お母さん方はどこも11月にもかかわらず、汗びっしょりになりながら堀進めていました。

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こどもたちだって負けていません。石を除いた分、足りなくなった土を落ち葉や灰で補ったり、大人ばりのスコップさばきと連係プレーで石を撤去していく兄妹もいました。

 

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「力を合わせて、足りない部分を補い合う」、家族関係の縮図を見るかのような植樹作業に心温まりました。

 

小休憩の後、周辺の里山の自然観察会を行いました。
講師の鬼塚さんの手にかかれば、普段特に気に留めないような景色も、新鮮な発見でいっぱいになります。
食べれられるきのみやサワガニなどの水の中の生き物など、こどもたちはそれぞれ自分なりの山や小川での遊び方を見つけてくれたようです。
そして、会が終わりに近づくころには、「これ、食べてみてー」や「これ、触れる?」などの声が飛び交い、お父さん・お母さんや事務局スタッフのおじさん(23歳)にその楽しさを伝えてくれるまでになっていました。

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こうして、大盛況のうちに「親子で記念植樹」は無事終了しました。

 

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今回植えた木と共に成長していく子どもたち。
ときにその成長は大人の想像をはるかに超えていくそうです。
それはとても嬉しく、でもほんの少しだけ寂しいような、そんな気持ちになるそうです。(両親談)

今回のイベントが、この今年の秋の思い出が、それぞれのご家族の心の中に残り続けてくれたなら、そして、数年後花が咲き、実がなった頃に、またご家族でこの河原内に遊びに来てくれたなら、こんなに嬉しいことはありません。

ご参加いただいたみなさん、そして講師のみなさん、大変お疲れさまでした。