掲載日2013年12月03日
平成25年11月30日(土)、一週間前に開催された「里山を守る竹林整備と竹灯篭作り(第3回)」にて釜入れされた竹の釜出しを行いました。
伏せ焼きから開けます!
まずは、鉄板に被せた土の撤去です。
土ぼこり中、みなさんガンバっています。
きれいになったところで、
鉄板を除けると・・・
黒光りした竹炭が現れました。「竹炭」の完成です!
一本づつ取り出して、袋に回収します。
細かくなった炭も、農業や園芸用の土壌改良剤として利用されます。
底の土が見えるまで回収します。
次は、伏せ焼きの木炭の方を開けてみましょう!
触ってみると、少し柔らかい気がしますが、「木炭」が出来上がっています!
良と並に分別しながらの袋詰めです。
袋詰め完了!
伏せ焼きでは、木炭、竹炭合わせ、米袋44袋分の炭が取れました。
ドラム缶を開けてみます。
良い仕上がりです!!
硬くて、軽く、炭同士をぶつけると「カチッ!カチッ!」という音がします。
炭焼き窯の方はどうなっているでしょうか?
開けてみます!
ちょっと温度が上がりすぎ、焚口に近い方が灰になったようですが・・・
奥の方は、大丈夫そうです!
炭焼き釜による「 竹炭」の完成です。
燻し釜を開け、取り出してみます。
燻された竹がいい色をしています。「燻し竹」の完成です!
後に、磨かれて、色々な製品に加工されます。
作業終了!
これで、10月から行ってきた「里山を守る竹林整備と竹灯篭作り」は、終わりになります。
第1回目は、あいにくの雨で中止となりましたが、第2回、第3回と予定通りに行うことができました。また、第2回では、第1回でできなかった竹の伐採も、指導者の方の配慮で行うことができました。第1回から第3回の催しを通じて、竹の伐採に始まり、竹の加工、加工品の再利用と、荒廃が進む里山保全のあり方の一例を学ぶことができ、大変勉強になりました。
参加者をはじめ、ご協力頂きました皆さん、「ありがとうございました。」
(終わり)